朽木祥さんの「引き出しの中の家」を読んだ。今、話題の本です。「かわたれ」「たそかれ」もおもしろかったけれど、これはまた一味違う作品。花明かりという小さな人たちと、少女の物語。分厚い本だけれど、長さを感じさせずに一気に読んでしまいました。わ…

先日梅田へ行ったとき、阪急や大丸の工事で通路は大混雑。でも、谷町線へ通じるエスカレーターで、いましたね。派手派手ルックのおばあさん。ひさしぶりに会いました。オーガンジーのつば広帽子にお花がいっぱい。ロングスカートに小さなリュックと杖。ほと…

近くの土手でツクシがたくさん出ていたと、ツレアイが両手山盛りにつんできた。早咲きの桜のつぼみもふくらみ、コブシの花も咲いている。「春がきた、春がきたどこにきた！」でございます。ツクシは、水にさらしてからかるく塩茹でして、ゴマ油でキンピラに…

書評を読んでいて、おもしろそうなので購入。まず題がいけてる。わたしも洋裁をしていたけれど、普通わたしたちは、若い洋裁職人をお針子と呼ぶがお縫い子という表現は新鮮だった。十六才の家を持たずにさすらいながら生きてきた女の子が「流しの洋裁職人」…

メリル・ストリープ主演の「恋するベーカリー」を見に友人と西宮ガーデンズの映画館へ。前作の「ジュリア＆ジュリー」とはまた赴きの変わった映画。でも、メリル・ストリープは主婦の役がとてもよく似合うなあ。今回の映画は、簡単に言えば離婚した夫との再…

今日は、大阪科学技術センターで心斎橋大学の講演会があった。空堀童話会の藤田先生に入場券をいただいたので仲間と聞きにいった。藤本義一さんと芥川賞作家の川上未映子さんとの討論形式のお話。後半は川上さんの講演会。とても美人でおまけに気さくな感じ…